空き家・空き地に太陽光パネルは設置できる?売却よりも“収益化”を選ぶ方法

🏠 空き家・空き地を「持て余している」人が増えている

「相続で家を引き継いだけど、誰も住まない」
「空き地の管理が大変で、売るしかないかも」

そんな悩みを抱える方は、年々増えています。

特に地方では、

  • 固定資産税の負担
  • 草刈りや清掃などの管理コスト
  • 老朽化による倒壊リスク

といった“維持費だけがかかる不動産”が増加中です。

しかし、すぐに売却せずとも、実は 太陽光パネルの設置によって土地を収益化 できるケースがあります。
「手放す」ではなく「活かす」選択肢として、今注目されているのが 太陽光発電による土地活用 です。


🌞 太陽光パネルを設置できる土地の条件

太陽光を設置するには、どんな土地でも良いわけではありません。

以下の3つの条件を満たすかどうかを確認することが大切です。

① 電力会社との接続が可能であること

太陽光発電で得た電気を売電するためには、電力会社の送電線との接続(連系)が必須です。

近隣の電柱までの距離や、引き込み工事が可能かどうかを事前に確認しましょう。

② 日照条件が良好であること

太陽光は「南向き」「日陰がない」「高低差が少ない」土地ほど効率的です。

特に建物や樹木の影がかかると発電量が大きく低下するため、設置前にシミュレーションを行うのがおすすめです。

③ 地目・用途地域の確認

農地や市街化調整区域内の土地は、そのままでは設置できません。必要に応じて 農地転用地目変更 を行う必要があります。

この際、登記や行政申請が必要になるため、手続きに詳しい専門家に相談するとスムーズです。


💡 空き家を解体して「太陽光用地」に変えるという選択

もし古い空き家を所有している場合は、解体→更地化→太陽光設置 というステップで収益化を図ることができます。

空き家をそのまま放置しておくと、

  • 特定空家に指定されて固定資産税が6倍になるリスク
  •     倒壊や近隣への迷惑などの安全問題

が生じる恐れがあります。

一方で、解体後に太陽光を設置することで、

  • 固定資産税の軽減(地目が宅地から雑種地へ)
  • 維持コストの削減
  • 売電による安定した副収入

といった複数のメリットが得られます。

「売るか」「解体するか」で迷っている方ほど、“設置して活かす”という選択を検討する価値があります。


⚖️ 売却 vs 太陽光設置|どっちが得か?

比較項目

売却

太陽光設置

収益の形

一時的(売却益)

継続的(売電収入)

初期費用

仲介・登記費用など

設置費用(補助金で軽減可)

メリット

すぐ現金化できる

資産を残しながら収益化

デメリット

一度売ると資産が消える

設置条件に制限あり

特に 立地が中途半端で買い手がつきにくい土地 は、太陽光発電での活用が有効です。

最近では「10kW未満の小規模太陽光」でも設置しやすいプランが増えており、個人でも始めやすくなっています。


🏛 相続土地国庫帰属法と太陽光活用の比較

2023年から始まった「相続土地国庫帰属法」では、管理が難しい土地を国に引き取ってもらう制度が整備されました。

ただし、

  • 建物がある土地
  • 境界が不明な土地

崖地や農地など維持に費用がかかる土地は対象外となり、申請費用や負担金(20万円〜)も発生します。

一方で太陽光発電として活用すれば、負担を収益に変えられる可能性 があります。

「国に渡す」前に、「自分で活かす」選択肢を検討することが重要です。


🔧 太陽光設置を検討する前に確認したいポイント

1️⃣ 登記簿で名義を確認する(相続登記が済んでいるか)

2️⃣ 土地の地目・用途地域をチェックする

3️⃣ 近隣に電柱・送電線があるか確認する

4️⃣ 解体・造成費用の見積もりを取る

5️⃣ 補助金制度の対象地域か調べる

これらを把握しておくと、設置の可否判断や見積もりがスムーズに進みます。


🌿 染谷綜合法務グループ(合同会社自然電力開発機構)ができること

染谷綜合法務グループでは、

不動産売却だけでなく、「活用」や「収益化」 を視野に入れた土地提案を行っています。

  • 太陽光を設置できる土地かを確認したい
  • 売却と収益化、どちらが得か比較したい
  • 空き家の解体から太陽光設置まで一括で相談したい

そんな方に向けて、登記・転用・設置の流れを一体で支援します。

必要な法務サポートは、グループ内の染谷綜合法務事務所と連携して対応可能です。


📝 まとめ

    • 空き家・空き地でも、条件を満たせば太陽光設置は可能
    • 「売却」よりも長期的に安定収益を得る選択肢
    • 農地転用・登記などの法的準備を忘れずに

まずは現地調査と法務チェックを行うのが第一歩

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